テリハヤブソテツ(オシダ科 ヤブソテツ属)
Cyrtomium laetevirens

水生庭園の一部で見られる常緑性のシダです。
本州、四国、九州の山地や山村の路傍などに分布しています。

これまであまり区別しておりませんでしたが、ねいの里のものは葉の表面が照るので、
テリハヤブソテツとおもわれます。
(ツヤナシ)ヤブソテツCyrtomium fortunei var. fortuneiは、
羽片が少ないものを変種ヤヤヤブソテツvar. clivicolaと分けているように、
テリハにも羽片の数にやや違いがあるようです。
ただ、現在明確に区別はなされていないようです。

中心部が黒くなるミヤコヤブソテツは無いようです。


2004年12月25日 葉の全形





2004年12月25日 裏面




2004年12月25日 裏面の拡大




2004年12月29日 上と同じ株ですが、こちらは羽片が19対ありました。




2004年12月29日 裏面




2004年12月29日 上記を拡大



2005年1月2日 この個体は羽片が少なく幅が広いタイプです。