スイカズラ(スイカズラ科 スイカズラ属)別名:ニンドウ、キンギンカ
吸葛 Lonicera japonica

水生庭園に近い散策路の林縁で見られる、半常緑のツル性木本です。葉は対生しています。
北海道(道南)、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国、台湾の山野や道端に分布しています。

寒い冬に見る葉の様子は、まるで寒さに耐えるかのようです。忍冬ともいわれるゆえんです。

花は5〜6月、枝先に蝶形の白い花を2個ずつ枝先の葉えきにつけます。そして、しばらく経つと花は黄色くなってきます。
これを、銀と金にたとえて、キンギンカの別名があります。
甘い香仲良くりがするので香りをかいでみてください。

果実は花と同様に2個並んでつき、熟すと黒くなります。
葉をお茶に使ったり、花を酒につけることがありますが、実は食用にはしないようです。まあ、食べると旨くないですしね。


2004年6月6日 花の様子 典型的な唇形花ですね。


2004年3月13日 冬を乗り切ったスイカズラの葉です。まさに忍冬という感じです。