シナダレスズメガヤ (イネ科 スズメガヤ属)
撓垂雀茅 Eragrostis curvula

展示館へいたる道で見られる、高さ0.6〜1.2mの多年草です。
南アフリカ原産で、高速道路の砂防用、法面緑化用に広く植えられて、全国に広がったようです。

花は7〜10月。茎先に長さ20〜35cm程度の円錐花序をとなり、下に垂れます。
苞頴は、第一が1.5mm程度、第二が2.5mm程度で、
小花は7〜11個つくとのことですが、この個体は、5〜7個しかついていませんでした。

しかし、葉の特徴はまさにそのものですし、花付きの悪い個体と判断しました。
写真はかなり不鮮明ですので、そのうちに再度撮ってきます。



2005年7月3日  全草の様子




2005年7月10日




2005年7月10日