オヤマボクチ(キク科 ヤマボクチ属)
雄山火口 Synurus pungens


吉住釜付近、道路沿いなどの日当たりの良い草地で見られる、高さ1〜1.5mの多年草です。
北海道、本州(青森〜岐阜)、四国の日当たりの良い山野に分布します。

名前は、葉の裏の綿毛を集めて、火打石で出した火を移し取る火口(ほくち)にしたことからです。
でも、今はそんなことしないので、どうやって使ったんだろう?って思ってしまいます。

葉の裏は真っ白な綿毛だらけです。頭花もなにやら白い糸のようなものに覆われています。
若葉は餅に入れたりしますし、根も食用になるのですが、どちらも食べたことがありません。

2003年9月15日 花はこれから。