カワラナデシコ(ナデシコ科 ナデシコ属)
河原撫子(蝦夷河原撫子) Dianthus superbus

展示館前広場に見られる、高さ30〜80cmの多年草です。葉は互生します。
本州、四国、九州の日当たりの良い草地や川原などに分布しています。

大和撫子はこの花にたとえて日本女性を形容したものです。

花は7月〜9月。茎先に淡紅紫色の5枚花弁の花を咲かせます。
花弁の先が糸状にさけてひらひらとした感じが特徴で、花弁の舷部にはひげのような毛があります。

ここのナデシコは、エゾカワラナデシコのようで、3〜4cmの萼筒の下に2対の苞があります。
カワラナデシコは3〜4対の苞があります。




2005年6月4日




2005年6月4日