コバンソウ (イネ科 コバンソウ属)別名:タワラムギ
小判草 
Briza maxima

展示館前の広場や水生庭園付近で見られる1年草です。
ヨーロッパ原産で、明治時代に観賞用として輸入され、中部以南で野生化しているようです。

果実の様子が小判のようだというので付いた名前ですが、別名のタワラムギの方がぴったしの感じです。

花は5〜7月。まばらな円錐形で、数個〜十数個の小穂がまとまって糸のような柄の先にぶら下がり、小穂には10個程度の小花がへらべったく広がって付いています。初めは淡い緑色ですが、徐々に褐色味を帯びてきます。


2004年5月22日 小穂の様子。