キツネノマゴ(キツネノマゴ科 キツネノマゴ属)
狐の孫 Justicia procumbens var. procumbens

ナチュラリスト駐車場西の道路沿い、水生庭園付近に見られる、高さ10〜40cmの1年草です。
本州、四国、九州の丘陵、道端などに分布します。

花は8月から11月。キツネの尻尾よりずっと小さな花穂に次から次と小さな花を咲かせます。
キツネの尻尾より、キツネ子どもの尻尾よりも、さらに小さな尻尾のような花穂をキツネの孫の尻尾に見立てたようです。
また、花が次から次と長く咲き続けるのは1年草の戦略の一つでもあります。

この小さな花に、蜂(ハナバチの一種)がやってきて花粉を媒介します。
茎が四角形で、シソ科と間違えられたりするのですが、面白い名前なので一度覚えると忘れません。



2003年11月1日



2001年9月1日