花の見頃カレンダー

太閤山ランドの広大な敷地では、春のサクラや初夏のアジサイをはじめ、四季折々のさまざまな花木に出会えます。
公園内の散策で豊かに息づく自然との触れ合いをお楽しみください。

  • ※ 花の名前をクリックすると詳細が見れます。
3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
























ヒュウガミズキ
ユキヤナギ
サクラ・ソメイヨシノ
ヤマブキ
ハンカチノキ
ハナミズキ
ヤマボウシ
スイレン
アジサイ シチダンカ
アジサイ
へメロカリス
ヤマハギ

ヒュウガミズキ

ヒュウガミズキ
  • 3月下旬〜4月
  • 太閤山荘前(垣根)

ヒュウガミズキ(日向水木)はマンサク科トサミズキ属の落葉低木。名の由来は、トサミズキよりも優しい姿を表す「ヒメミズキ」が訛った、「明智日向守光秀」が治めた丹波地方(京都北部)に多く植栽されていたなど諸説あります。3月も終わりに近づくと、太閤山荘の垣根付近で薄黄色の花を枝いっぱいに咲かせて、いち早く春の訪れを告げます。

ユキヤナギ

ユキヤナギ
  • 3月下旬〜4月
  • 正面入口

バラ科シモツケ属のユキヤナギ(雪柳)はその名の通り優雅に枝垂れた茎を持ち、早春になると、まるで雪を思わせるような白くて小さな5弁花を一面に咲かせます。太閤山ランドでは正面入口に多く栽培されており、美しく可憐な姿が訪れる方の目を楽しませています。

サクラ・ソメイヨシノ

サクラ・ソメイヨシノ
  • 4月中旬
  • さくら通りなど(約800本)

ソメイヨシノ(染井吉野)は400以上の種類があるサクラ(桜)の中でも、言わずと知れた人気品種。江戸時代の末期に「染井村」の植木屋が売り出したと言われています。約1,300本のサクラが植えられた太閤山ランドでもやはり一番多く見られ、特に4月半ばの開花時期、正面口から西口まで桜並木がアーチ状に連なるさくら通りは、圧巻の美しさ。 「富山さくらの名所70選」にも選定されています。

ヤマブキ

ヤマブキ
  • 4月中旬〜5月上旬
  • やまぶき通り(約1,000株)

バラ科ヤマブキ属のヤマブキ(山吹)は春の山野で明るい色合いの花を咲かせるため、古来より日本人に愛されてきました。「山吹色」という色名や春を表す季語にもなっています。太閤山ランドでは「やまぶき通り」「やまぶきトンネル」周辺がおすすめスポット。4月半ばからゴールデンウィーク過ぎまで、一帯がまぶしいぐらいの鮮やかな黄色に染まります。

ハンカチノキ

ハンカチノキ
  • 5月上~中旬
  • ファミリースポーツプラザ上

中国四川省から雲南省にかけての奥深い密林に自生する、一属一種の世界的にも珍しい幻の花木ハンカチノキは落葉広葉樹で、別名ハトノキと呼ばれ花の姿が枝間に鳩が群れているように見えることに由来している。

ハナミズキ

アメリカハナミズキ
  • 5 月〜6月上旬
  • 百年の泉周辺(約30本)

アメリカ原産のハナミズキ(花水木)で、別名アメリカヤマボウシとも呼ばれます。大正時代に当時の東京市が、アメリカ・ワシントンD.C.に贈ったサクラのお礼として1915年に寄贈されて日本各地に広まりました。園内では百年の泉周辺に30本ほど集まっており、初夏の頃に咲く白や紅の大きな花が見どころ。また秋には赤い実を付け、野鳥が好んで食べに来ます。

ヤマボウシ

ヤマボウシ
  • 5月下旬〜6月中旬
  • ピクニック広場・見晴らしの丘(200本)

ヤマボウシ(山法師)は十字架型の花が、白い頭巾をかぶった法師を連想させることから名付けられました。実は4枚の花弁に見えるものは総苞(そうほう)で、その中心にたくさん集まっているものが花です。近縁種にアメリカヤマボウシがあります。太閤山ランドではピクニック広場や見晴らしの丘などに植えられており、初夏になると良く目立つ純白の花が見られます。

スイレン

スイレン
  • 6月〜8月
  • 新造池・中堤(2,000株)

スイレン(睡蓮)は、朝開く白い花が午後にはしぼんでしまう様子が「睡(ねむる)蓮(はす)」のようであることから、こう呼ばれるようになりました。また昔は未の刻(午後2時頃)花を開くと考えられたことから、ヒツジグサ(未草)とも言います。梅雨から盛夏までが花の見頃で、公園内では新造池・中堤に浮かぶ睡蓮を岸辺から、あるいはボートを漕ぎながらでも眺めることができます。

アジサイ シチダンカ

アジサイ シチダンカ
  • 6月上~下旬
  • バーベキュー場横

江戸時代に、星型に咲くヤマアジサイの八重のものを「七段花」と呼んでいたものが失われて幻の花になっていたのだそうだ。それが兵庫県の六甲山で1959年に発見されて現在のシチダンカとなっている。

アジサイ

アジサイ
  • 6月中旬〜7月上旬
  • あじさい通り・ふるさとパレス周辺(70種・2万株)

青紫から赤紫までの淡いグラデーションが、梅雨空に美しく映えるアジサイ(紫陽花)。太閤山ランドでは70種・2万株ものアジサイが、あじさい通りやふるさとパレス周辺に見事な光景を作り出し、富山県内有数の鑑賞名所となっています。毎年6月に開催されるイベント「あじさい祭りin太閤山ランド」では新種紹介や自然観察会、挿し木体験なども行われ、多くの方が訪れます。

へメロカリス

へメロカリス
  • 6月下旬〜7月中旬
  • 太閤山荘周辺など(40,000株)

学名でもあるヘメロカリスという名は、ギリシア語で「一日」と「美」を表す2語の組み合わせで、朝咲いて夜閉じるという特徴を表しています。ワスレグサ科に属し和名では萓草(かんぞう)、食用ハーブとしてはデイリリーと呼ばれ、その大きさや花色などはさまざま。園内では太閤山荘周辺にたくさん植えられており、毎年夏の時期に目を楽しませてくれます。

ヤマハギ

ヤマハギ
  • 9月〜10月上旬
  • やまはぎの道(1,000株)

ヤマハギ(山萩)は、日本の山野に自生するハギの中でも古来人々によく親しまれ、詩歌や文芸の題材として数多く登場する他、「秋の七草」の1つにも数えられています。太閤山ランドのやまはぎの道周辺では、徐々に涼しくなり始めた9月頃から10月初め頃にかけて、約1,000株のヤマハギがピンクや紫の可憐な花を付け、散策する方に秋の趣を伝えます。