生態
ブタの祖先で、本州の中山間地域に生息している。夜行性で、昆虫や植物の根を掘り起こして食べる。子供は母親と群れを形成し、背中にはウリのような模様が入っているため“ウリ坊”と呼ばれている。
ねいの里では新たにイノシシのわなによる捕獲マニュアルを作成しました。あわせて、イノシシの被害防止のパンフレットを作成しています。
富山県では富山県イノシシ管理計画やイノシシ出没マニュアルが作成されています。そのほか、くくりわなでの捕獲時の安全捕獲マニュアルなども作成されています。ご参考にしてください。。
富山県内の状況
富山県の分布
富山県の東部から西部の平地から亜高山帯まで分布し、近年は立山の地獄谷用の高山帯でも目撃されている。
近年全国の中山間地を中心に分布を拡大しているイノシシは、イネやサツマイモなどの穀物に多く被害を出している。
被害の特徴は、農作物自体だけでなく、昆虫や植物の根を食べるため、畑を掘り起こすことや、水田のような湿地で体の汚れを落とすために泥浴び(ヌタ打ち)を行うことで、農作物を生育するための環境も壊してしまうことである。
富山県内で被害の多い地域は、電気柵で防除している。また、有害鳥獣対策として捕殺も行っている。
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