イヌワラビ(メシダ科(旧イワデンダ科) ウラボシノコギリシダ属)
Anisocampium niponicum

水生庭園奥の湿地付近に見られる、夏緑性の多年生シダです。
北海道(南部にまれ)、本州、四国、九州(北、中部)の日当たりの良い、人家周りや低山地に分布しています。

葉は2回羽状複生〜3回羽状全裂で、夏にでる葉に胞子嚢群をつけます。
葉柄はわら色ですが、しばしば赤みを帯びることがあります。


2006年10月7日





2006年10月7日 羽片の様子、葉軸の様子(赤みを帯びています)





2006年10月7日 ソーラスの様子