ザイフリボク(バラ科 ザイフリボク属)(別名:シデザクラ)
Amelanchier asiatica

尾根道など林縁で見られる、落葉小高木です。葉は互生です。
本州(岩手以南)、四国、九州、朝鮮半島、中国の雑木林の林縁などに分布しています。

なかなか無いといえば無いのですが、あるところにはあるのです。
休みの日と合わなくてなかなか写真が取れなかったのですが、やっと撮影しました。

花は4〜5月。枝先に白く長めの花が10個程度かたまって咲きます。
いやあ、この白い花びら、綺麗ですねえ。。。ため息が出てきます。
花の名前は、花びらの様子を「采配」に見立てて、采振木となったものです。
また、別名のシデザクラは、神主さんが振る「四手」に見立てたものです。

2023年4月6日 今の所一番早く咲いていました。
ただ多くはつぼみでしたので、開花そのものは2年前の方が早かったのかもしれません
 


2016年4月12日 花の様子 この年は大変早く咲きました。例年なら下旬の花です。



2016年4月12日


2005年5月1日 これは4月下旬に咲いたのでしょう



2003年5月31日 ザイフリボクの若い果実 黒紫色に熟します。




2005年12月31日 冬芽の様子