ユズリハ (ユズリハ科(旧トウダイグサ科) ユズリハ属)
譲葉 Daphniphyllum macropodum

散策路のごく一部に見られる、雌雄異株の常緑低木です。葉は互生します。
北海道、本州(中部地方以北の日本海側)に分布しています

花は4月〜5月。花弁も萼片もなく、雌しべ、雄しべが裸です。


下の写真のものは、幹は根元で曲がっており、直径は7,8cmと細い幹です。樹高は5m程度あります。
県内の丘陵地帯では、ユズリハになります。

日本海型の変種であるエゾユズリハとはどこが違うのでしょう?
私がよく山で見るエゾユズリハですと普通1〜2m。図鑑でも高くて3mぐらいとなっています。
2倍というのは自然界にあっては大きな違いだと思います。また、葉も大きすぎるようです。




2003年12月13日 樹高は5m以上あります。




2003年12月13日 葉はかなり大きいと思います。



2004年1月11日 葉の裏の様子。これは若干だけ白いです。




2004年1月11日 冬芽の様子。ヒメユズリハとは全然違いますね。



2004年4月24日 雌花の様子。柱頭が褐紫色です。



2004年4月24日 雄花の様子