ツルシキミ(ミカン科ミヤマシキミ属)ミヤマシキミの品種
蔓樒 Skimmia japonica var. intermedia f. repens


散策路のあちこちで見られる雌雄異株の常緑低木です。葉は互生します。
本州でも関東以西、四国、九州に分布しているミヤマシキミの雪国型の品種で、幹の基部が地を這うようなのでツルシキミとなりました。

花は4〜5月。枝先に小さめの円錐花序を出し白い小さな花を多数咲かせます。

冬になると、赤い実がさもおいしそうになっていますが、普通にはこれは有毒とされています。
煎じた汁を虫下しに使ったとされていますし、鹿のいる所で鹿が食べないというのもやはり毒の証でしょうか。



2004年12月12日 雌花の様子 あまりの暖かさに花が咲いてしまいました。





2003年12月13日 雄花の花芽  




2004年12月14日