トリガタハンショウヅル (キンポウゲ科 センニンソウ属)
鳥形半鐘蔓 Clematis tosaensis

散策路でときおり見られる落葉性のツル性の半低木です。葉は3出複葉で対生します。
本州、四国の低山の林縁に分布しています。

高知県の鳥形山で発見されたのでこの名前がありますが、
富山などでも一般的なハンショウヅルで、富山の丘陵でハンショウヅルと言ったらこれになります。
高山ではミヤマハンショウヅルを時折見かけます。(コミヤマハンショウヅルはまれです。)

学名からもお分かりのように、クレマチスの仲間です。
ねいの里では、晩春にときおり見られるようになりました。

花は4月〜5月。淡い黄白色の釣鐘型の花を咲かせます。
花柄は葉柄よりずっと短く、ガクは4中裂し、先端には鋸歯があります。

2021年4月28日 




2004年4月21日 葉の様子 



2004年5月2日 花の様子   明るくなった林の中で


2004年5月2日 花の中を写しました。