タチツボスミレ(スミレ科スミレ属)


吉住釜の付近など日当たりのよい場所で見られる多年草です。
日本全国の山地やヤブ、道端などに分布しています。

スミレは、地上茎があるかないかが大きな区別点です。このタチツボスミレは地上茎があるスミレの代表選手です。
この他、茎の根元をみると櫛の歯のような托葉がみられること、側花弁・柱頭は無毛であることも、この仲間の特徴ですね。
なお、オオタチツボスミレは地上茎にのみ花がつきますが、タチツボスミレは根生、茎上にもつくことが違います。

普通の花が終わると、ガク片だけの閉鎖花を咲かせますが、下の写真のように小春日和に狂い咲きしているものもありました。

スミレの種子には端にエライオソームという付属物がついています。
これは蟻が好む脂肪酸などを主成分としており、このため蟻がせっせと巣に持ち帰るのです。
そして種子だけを巣から捨てることによって種子が散布されるのです。


2003年12月14日 



2004年5月16日 種子の様子。端っこに白いものが見えますね。