ヌカキビ (イネ科 キビ属)
糠黍 Panicum bisulcatum


水生庭園付近で見られる1年草です。
北海道、本州、四国、九州の道端や山野の縁などの湿ったところに分布します。

小穂に2個の小花がありますが、下のものは退化しています。
キビの仲間だなとはすぐに思ったのですが、全体に弱弱しい感じであること、
葉舌がごく短いことから、ヌカキビとなります。

花は8月〜10月。20〜30cmの円錐花序で細い枝を多数だします。
葉舌は膜状でごく短いのも特徴です。



2004年9月11日  若い花序のようす。これから広がります。





2004年9月18日 広がった花序