ナンバンギセル(ハマウツボ科ナンバンギセル属)

展示館南側で見られる高さ10〜25cmの1年草です。
日本全土の山野で、ススキ、ミョウガなどの根に寄生しています。

万葉集では「思草」という風量な名前で歌に詠まれていますが、今は、「煙管」に見立ててこの名前があります。

花は8月〜10月。直立した柄の先に、淡い紫色の花を横向き(下向き)に咲かせます。
花の中を覗いてみると、黄色い柱頭をもっためしべと、先端がくっついたおしべがガクに付いています。

オオナンバンギセルというのもありますが、写真のようにガク筒の先がプチっと尖っているのがナンバンギセルです。


2004年9月25日