ミズオオバコ (トチカガミ科 ミズオオバコ属)環境省絶滅危惧U類(VU)(2014)・富山県準絶滅危惧(2012)
水大葉子 Ottelia alismoides

水生庭園の池で見られる、1年草です。(ねいの里のものは植栽です)
北海道、本州、四国、九州の水田や湿地などに分布しています。


他のものを植えたときに土に付いて来たのか、それとも別途植えたのか分かりませんが、いずれにしても(意識的なor無意識的な)植栽です。
富山県でも水辺が少なくなり、このミズオオバコも少なくなりました。
昔は、水田にでも見られたものですが、水田で見られる所はほとんど無くなっているのではないでしょうか。

水中の葉の形がオオバコに似ていることから、この名前があります。

花は8月〜10月。水面に3〜4cmの淡い紅紫色〜白色の3弁の花を広げます。



2006年9月2日




2006年9月2日 水中の葉が見えますでしょうか?




2004年10月9日 花の様子増水してほぼ浮いた状態です。