ミゾカクシ(キキョウ科ミゾカクシ属)別名:アゼムシロ

吉住釜の下の方(最近は見ない)や、水生庭園付近に見られる多年草です。
日本全土の平地から丘陵の湿ったところに分布しています。

溝の近くで溝を覆うように咲くので「溝隠し」(ミゾカクシ)です。
扇を開いたような花の形です。これはどこかで見覚えがある方もいらっしゃるでしょう。そうです。サワギキョウも同じ仲間です。
サワギキョウは山地の湿地に背丈もあってよく目立ちます。でも、ミゾカクシは平地の湿地にあり、小さくてあまり目立ちません。

花は6月から10月。葉腋から花茎をだし、白に淡い紅紫色を帯びた花冠が扇形に開きます。
よく見ると、どこにおしべがあって雌しべがあるのでしょう?
実は、葯が合着して花柱を取り囲んでいるのです。何かヘビの鎌首のようにも見えますが、これがおしべ&雌しべです。
おしべが終わってから花柱が伸びてきます。雄性先熟でなんですね。



2005年9月4日 花の様子





2005年9月4日 花、葉、茎の様子