ミドリハコベ (ナデシコ科 ハコベ属)別名:ハコベ

日当たりの良いところいたるところで見られる、高さ10〜30cmの1〜2年草です。葉は対生します。
日本全土の空き地、道端、畑など様々なところに分布しています。

ハコベといった場合、ミドリハコベを指すことが多いですが、コハコベと併せて単にハコベと言ったりもします。
ミドリハコベは背も高く種子に突起があり、コハコベは茎が暗紫色を帯び背も低く、種子の突起は低く目立ちません。
また、ミドリハコベはおしべが4〜10個、コハコベは1〜7個ということも違っています。
今度ハコベを見つけたら、どちらか調べてみましょう!

花は3〜9月と長い花期です。直径6、7mmの白い花が咲きます。

ハコベを見たとき、不思議に思うことは何でしょう?

花びらが10枚のように見えるが、実は5枚で根元で2つに裂けていることでしょうか。
これは、少ない資源で花を大きく見せる戦略と言われています(あまり変わらない感じもしますが。。。)

茎を切ると、中に中心柱が出てくることなどもあるでしょう。
柔らかい茎の中にしっかりした芯をもつことで踏みつけに強くなっているのです。

花は上向き、終わったら下向き、果はまた上向きという風に変わること。
花の保護と種子散布のためなんです。

種子の突起は何故あるのでしょう。
踏みつけられて土に混ざって散布されやすいようにするためなんです。

こうしてみると、小さな草本ですが、不思議が一杯詰まっていますね。



2006年4月15日 全草の様子




2006年4月15日 おしべが8個見えます。