クヌギ(ブナ科コナラ属)

展示館前広場で見られる落葉高木です。葉は互生します。
本州(岩手、山形以南)、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国、台湾、東南アジア、ヒマラヤに分布しています。

太平洋側などの里山を代表する樹木で、コナラとともに薪炭材として利用されてきました。
落葉は肥料や燃料に、無駄にすることなく人々の生活と密接に関わっていたのです。

いやになるぐらいアベマキと似ています。花の時期、葉だけの時期、遠めで見るとどちらか区別は出来ません。
でも、近づくと、樹皮を見れば分かります。さらに押してもくぼみませんし、葉の裏には毛はありません。
また、雌花は全く違うのでこれは大いなる区別点になります。
クヌギの雌花は小さく柄もなく、黒めの花です。
アベマキは小さいながらも柄があり、黄色い花柱が目立ちます。
じっくり観察してみてください。。。
花の時期は両方とも4月から5月。年によって違いますが、緑の日を一つの目安にしてください。

アベマキと同じで、その年の雌花は来年の秋にドングリになります。



2004年6月13日 幹の様子



2004年6月13日 葉の様子。鋸歯が刺のようになっています。葉の裏はすでに無毛です。



2004年6月13日 葉の裏。裏は緑色で黄褐色の軟毛が生えています。