クマヤナギ(クロウメモドキ科 クマヤナギ属)
熊柳 Berchemia racemosa

水生庭園の最奥部のヌマスギの付近、ナチュラリスト駐車場より若干下の西側斜面で見られるややつる性の落葉低木です。
北海道、本州、四国、九州の丘陵や山地の林内、林縁などに分布しています。

熊さんのヤナギという意味なんでしょうけど、どうしてなんでしょうね?
花は7月〜8月。枝先や葉腋から総状花序を出し、黄緑色の花をたくさん咲かせます。
一つ一つはクロウメモドキ科らしい目立たない花ですが、総状にたくさんの花が付くので良く目立ちます。

残念ながら、ねいの里では花を咲いているのを見たことがありません。
クマヤナギは、花と果実が両方とも夏に見られるので、おもしろいのですけど。

また、これに似たもので、ホナガクマヤナギという、つる状にならないものあります。




2004年7月18日 葉の様子