クマシデ(カバノキ科クマシデ属)

ナチュラリスト駐車場東側の斜面に見られる落葉高木です。葉は互生します。
本州、四国、九州の日当たりの良い丘陵や山地に分布します。

ずっとヒメヤシャブシかなと思っていたのですが、じっくり見てみると、これがどうも違うようです。
花や果があれば間違いなく同定できるのですが、葉だけでは中には迷うものもあります。

クマシデだと思ったのは、葉身基部の丸みと歪みが第1です。(ヒメヤシャブシはクサビ型です)
また若い冬芽ですが鱗片が瓦状に14、5個あったことです。(ヒメヤシャブシは3〜4個)
葉の触った感じもヒメヤシャブシよりはずっと柔らか味がありましたので、これはクマシデですね。

花はここのものは咲かないようですが、通常は4月。葉の展開と同時に雄花が前年枝に垂れ下がります。雌花は普通本年枝の先端に垂れ下がります。花の基部には小さな苞があり、花後大きくなって果苞になります。



2004年9月19日 葉の表



2004年9月19日 葉の裏




2004年10月23日  若い冬芽の様子 瓦状に重なります






2004年9月19日 樹皮の様子