コバノガマズミ(レンプクソウ科(旧スイカズラ科) ガマズミ属)

尾根の散策路や林縁などで見られる落葉低木です。葉は対生。
日本固有の植物で、東北南部以南の本州、四国、九州に分布しています。

葉柄が極めて短く、葉だけみると一瞬オトコヨウゾメに見えますが、富山にはないので迷うことはありません。
岐阜県中部までいくと両方が出てくるので、そういうときは葉を触ってみてください。
すぐにその違いはわかります。両面に星状毛があるので、触った感じがビロードのようなのが、コバノガマズミなのです。
この感触がとても好きで、私はいつも触っては楽しんでいます。

葉が小さいので小葉のガマズミです。葉柄が極めて短く、基部に線形の苞があることも特徴の一つです。

花は4月〜5月。枝先に散房状に花序を出し、白い小さな花を蜜につけます。
オトコヨウゾメと違っておしべが花冠より長く突き出しています。
果実は9月〜11月に赤く稔り、甘酸っぱい、いや酸っぱい実がとてもおいしいです。。。


2004年4月29日 花の様子 長いおしべが目立ちます。 



2004年4月29日 短い葉柄と線形の苞の様子。葉の表面の毛もよく見えるでしょうか。



2003年11月15日 果実の様子