キランソウ(シソ科 キランソウ属)別名:ジゴクノカマノフタ
金瘡小草 Ajuga decumbens

展示館前の庭に所々に見られる地面に張り付いた多年草多年草です。
本州から九州に分布しています。山野だけでなく、お庭の中でも見られます。


ジュウニヒトエの仲間ですが、これは地面に張り付くように広がります。
このことから、「地獄の釜の蓋」という別名もあります。
ちょっと面白い名前ですね。開いたらどうなるのでしょうか?

よく似たニシキゴロモは、毛が少なく、花の上唇が雄しべより長いです。


花は4〜5月、地面に紫色の花を咲かせます。

2017年4月27日


2020年5月6日 花のアップ 上唇がごく小さく、上から見ると雄しべが突き出しています。


ちなみにねいの里のすぐ横にあるニシキゴロモは葉身はほぼ無毛で、上唇は雄しべより長いです。
撮影2020年5月6日