イヌザンショウ(ミカン科サンショウ属)

吉住釜の中段などに見られる、雌雄異株の落葉低木です。葉は奇数羽状複葉で互生します。
本州、四国、九州、朝鮮、中国の林縁、原野、川原などに分布しています。

森のビオトープ事業により森を明るくしたことによっていろんな樹木、草本に勢いがあります。
イヌザンショウもその一つでしょう。
木々の多くを切った、吉住釜の付近では、このイヌザンショウをはじめ、カラスザンショウ、サンショウも一緒にみられます。
よい機会ですので、3種の木々を比べてみてください。

カラスザンショウ・・・幼木では特に小葉は細くて多く、トゲは多数で規則性はありません。
サンショウ・・・・・・・・小葉は小さく、トゲは対生しています。
イヌザンショウ・・・・・小葉は小さく数も多く、トゲは互生しています。

しかし、こんなことよりも、匂いですぐに分かります。
カラスザンショウは、臭くていやな匂いです。
サンショウは、ご存知のとおりとても清々しい香りです。
イヌザンショウは、サンショウの香りをごくごく薄くした感じです。

花は7、8月。枝先に散房花序を出し黄緑色の小さな花を多数咲かせます。


2004年10月11日



2004年10月11日 葉の様子



2004年10月11日 トゲの様子。長いトゲが互生しています。