ヒデリコ (カヤツリグサ科 テンツキ属)
日照子 Fimbristylis littoralis

水生庭園の池周辺に見られる高さ10〜50cm1年草です。
本州、四国、九州の日当たりの良い湿地、田、あぜなどにごく普通に分布しています。

花は7月〜10月。茎の先に枝を出し、さらにいくつかに分枝しその先に1つの球形の小穂をつけます。
小穂が小さくて丸く、弾けた感じはまるで線香花火のようです。

葉はいわゆる剣形で、アヤメ科と同じように折りたたまれて上部で合わさっています。
アヤメ科以外では、珍しい葉です。



2004年10月2日