ガマズミ (レンプクソウ科 (旧スイカズラ科) ガマズミ属) 別名:アラゲガマズミ

展示館前の広場の奥にある落葉低木です。葉は対生しています。
北海道(西南部)、本州、四国、九州の丘陵や山地に分布しています。

名前は漢名の「莢迷」(きょうめい)が「かめ」になりさらになまって「がま」になったらしく、「ズミ」は「酸い実」からきていると言われます。

花は5〜6月。ミヤマガマズミやコバノガマズミより1ヶ月ほど遅く花が咲きます。
枝先に散房花序を出し、白い小さな花をたくさんつけるのできれいですね。
果実は9月〜11月に赤く熟し、酸っぱいですが食べられます。よくガマズミ酒を作る人もいます。

葉は毛が多く、表面に毛があるほか裏面に短毛、星状毛があります。
葉柄にも毛が多く、短毛、長毛、星状毛が多く、別名のアラゲガマズミという名が頷けます。
また葉の裏には細かな腺点が目立つのも特徴です。

ミヤマガマズミの方は、葉柄から葉の裏の主脈・側脈に絹毛があるか、もしくは無毛です。
このねいの里では、ミヤマガマズミ、コバノガマズミが多く、ガマズミは少ないようです。

2005年6月5日  花の様子


2004年5月2日 葉と花芽の様子


2004年5月2日 葉の裏の様子。短毛が葉柄や茎に密生するのがよく分かります。
葉身基部の腺点も見えますね。