エノキ(アサ科(旧ニレ科) エノキ属)

展示館前の広場にある落葉高木です。葉は互生しています。
本州、四国、九州、沖縄、中国中部の丘陵や山地の日当たりの良いところに分布しています。

かつて街道の一里塚として植えられた木で、各地に巨樹・巨木があります。
葉は国蝶のオオムラサキの幼虫の食卓として知られていますね。

花は4月〜5月。葉の展開と同時に開花し、雄花は新しい枝の下の方に、両性花は上部の葉腋につきます。
どちらも目立たない花で、果実がなってから気付くことになってしまいます。
というわけで、なかなか花の写真が取れません。

果実は核果で、9月頃に熟し、薄い果肉のなかに丸い核があります。
果肉は若干甘く、鳥も食べに来ています。

葉は上部から3分の1(幼木では3分の2程度)に鋸歯があり、若いうちは毛が多いです。


2004年5月2日 葉と若い果実の様子



2005年12月24日 果実の様子





2005年12月24日  冬芽の様子