アゼガヤツリ (カヤツリグサ科 カヤツリグサ属)
畦蚊帳吊 Cyperus flavidus

水生庭園の処々に見られる、高さ20〜40cmの1年草です。
本州、四国、九州、沖縄の田のあぜや湿ったところに分布しています。

花は8月〜10月。茎の先の苞のあいだから、数個の花序を伸ばし、先端に5〜10個の小穂をつけます。
小穂は、14〜50個の小花をつけるのですが、写真では約15対30個程度の小穂です。

この小穂は熟してくると、写真のように灰色を帯びた褐色となり、これも決め手になるようです。


2004年9月19日 花序の様子