アベマキ(ブナ科コナラ属)

展示館前の広場にある落葉高木です。葉は互生しています。
本州(山形以南)、四国、九州、朝鮮半島、中国、台湾の丘陵に分布しています。

ご存知、ドングリのなる木の一つです。
クヌギとともに子ども達の人気は1番です。お母さん方の人気はクリが一番かな。

花は4月〜5月、葉が広がるのとほぼ同時に咲き始めます。
雄花は垂れ下がり、雌花は葉腋に1つずつ小さな指のようについています。

堅果は、ゆっくりと稔り、翌年の秋に熟します。クヌギとよく似ています。
葉の裏には星状毛があり、落葉になっても残っていますが、あまり遅いとよく分からなくなります。これがクヌギとの区別点ですね。
また、幹はコルク質が発達しており、指や爪で押すとへこみます。よく似たクヌギはへこみませんのでこれでも区別できますね。
でも、材はクヌギと同じように堅いのです。

今度拾いにきてください。これで独楽でもつくって子どもの頃を想い出してみましょう。

萌芽はクヌギと同じくらい活発で、バッドタワーの横のアベマキは切られましたが、ひこばえは1年半で3mもの高さに成長しています。



2004年6月26日 若い果の様子





2004年6月26日 葉の表の様子




2004年6月26日 葉の裏の様子




2003年12月14日 樹皮の様子





2004年3月21日 アベマキが一本切られていました。年輪からして15、6年生ぐらいでしょうか。
年輪と南北は関係ないといいますが、ここは斜面でもないのに何故こんなに太り方が違うのでしょう?
実はやまびこタワーというのが左横にあって、その日陰になっているのでした。となみに左下(8時の方向)が南です。
やはり日差しや障害物というのは年輪にも影響してくるのですね。





2005年12月24日 枯葉になっても葉は落ちない仲間がいくつかあります。
このアベマキもそうですが、冬芽にしっかり寄り添って、守っているように見えるのです。