薬剤の選択性


除草剤も、ある特定の植物に固有の成長(物質合成)過程に狭く作用するように作られています。
具体的には、イネ科植物の通常の成長過程には何ら作用しないが、ナデシコ科植物の発芽段階での細胞分裂における植物体内での化学反応にのみ作用するといった薬があります。
これをその薬の「選択性」といいます。
殺菌剤についても同様の作用特性があります。