伸びる芝生


山間地の道路工事では、よく種子吹き付けが行われます。皆さんも見たことがあるでしょうし、実際にそのような施工を担当された方も多いと思います。
法面保護で吹き付けられる種子の多くは、公園の芝の親戚です。つまりほとんどが「イネ科」です。たまにマメ科やキク科のものもありますが、多くはチューイングフェスクとかイタリアンライグラスなどといったイネ科のものが多いようです。

吹き付け工事の後、しばらくすると、草丈が5〜60センチぐらいに伸びて、風に吹かれてサラサラとたなびいているのを見たことはありませんか?元々はすごく伸びるものなのです。稲だって刈り取る頃になると7〜80センチぐらいになるじゃないですか。


公園の芝生が、こんなになったら大変です。